Soundcore(anker)の完全ワイヤレスイヤホンの比較記事です。Soundcoreでは、低価格でクオリティの高いワイヤレスイヤホンが販売されています。ほとんどの商品が1万円以下で購入できます(1万円を超えるものはProシリーズのみ)。
この記事は、人気の製品5種類を比較した内容です。Amazonなどの通販サイトでランキングの上位に入ることが多い商品です。「○○を重視するなら、△△がおすすめ!」など、感想を交えながら紹介します。
Soundcoreの人気の製品
- Liberty Air 2 Pro
- Life P2
- Liberty Air 2
- Liberty Neo
- Life A2 NC
Contents
Soundcoreについて
「Soundcore」はモバイルバッテリーなどで有名な「Anker」の音響ブランドです。Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホンは、2つのシリーズに分かれています。
価格の違い
- Lifeシリーズ:¥5,000~¥9.990
- Libertyシリーズ:¥5,999~¥12,980
Lifeシリーズはコストパフォーマンスに優れた商品が多く、LibertyシリーズはLifeシリーズの上位モデルという印象です。Libertyシリーズの中でも「Pro」と名付けられたものは「最上位モデル」とされます。
おすすめの5製品を簡単に紹介
5製品をおすすめ順に紹介します。個人的に重視するポイントは「音質」・「価格」の2つです。
Liberty Air 2 Pro
「音質にこだわりたい!」という人におすすめのイヤホンです。5種類の中で最も音質が良いイヤホンです。他の製品に比べてノイズキャンセリングの効果が高く、イヤホンから出る音がしっかりと聞こえます。低音がクリアなため、「低音が響き過ぎる!」ということが起こりにくいと感じました。
専用のアプリで、イコライザーやノイズキャンセリングを簡単に切り替えることができます。Soundcoreのワイヤレスイヤホンの中では高額ですが、AirPods Proの半額以下で購入できます。 個人的には1番おすすめのイヤホンです。
Life P2
5種類の中では最もコスパが良いイヤホンだと思います。Life P2は5,000円で買えるイヤホンです。専用アプリなどはなく、Bluetooth接続ですぐに使えるイヤホンです。「アプリを入れることが面倒くさい!」「設定することが面倒くさい!」という人におすすめです。
低音が強く、音質は普通です。音質にこだわりがなく、コスパ重視の人におすすめです。
Liberty Air 2
Liberty Air 2 Proの前のモデルです。5種類の中では3番目に音質が良いイヤホンです。ケースのサイズを比較すると、最もコンパクトに持ち運べるケースです。専用アプリで、イコライザーやタッチ操作の設定をカスタマイズできます。
「コンパクトなサイズ」「アプリによるカスタマイズ性」「1万円以下という価格」というメリットがあります。バランスのとれた商品です。予算に余裕があれば、上位モデル「Liberty Air 2 Pro」を検討しても良いと思います。
Liberty Neo
イヤホンもケースもコンパクトなモデルです。Life P2と同様に5,000円で買えるイヤホンです。専用アプリがなく、Bluetooth接続ですぐに使えるイヤホンです。中~高音に優れており、楽曲の雰囲気を変えずに楽しめるイヤホンです。Soundcoreのイヤホンでは珍しく、カラーバリエーションが豊富です。5種類の中では唯一、Micro-USBで充電するタイプです。
Life A2 NC
Liberty Air 2 Proと同日に発売されたイヤホンです。2番目に音質が良いイヤホンです。11mmのドライバーが採用されています。3種類のノイズキャンセリングに対応しています。「音質を重視しつつ、価格は1万円以下に抑えたい!」という人におすすめです。
スペックを比較
スペックを比較することで使える機能や操作方法など、要望に近い製品を選ぶことができます。
選ぶ基準の例
- 「水に関して心配してくないから、安心の防水性能はIPX7が良いかなぁ。」
- 「ケーブルが嫌いだからワイヤレス充電対応のものが良い!」
- 「多少値段が上がっても、音質にはこだわりたい!」
- 「値段を抑えてガシガシ使えるものが良い!」
- 「最新の商品を使いたい!」
まとめて比較するため、表を作成しました。左右にスクロールできます。
商品名 | Liberty Air 2 Pro | Life P2 | Liberty Air 2 | Liverty Neo | Life A2 NC |
発売日 | 2021/01/20 | 2019/11/06 | 2019/11/27 | 2019/08/23 | 2021/01/20 |
Amazon価格 | (黒)¥12,980 (白)¥12,980 | (黒)¥4,999 (白)¥5,490 | (黒)¥7,999 (白)¥9,999 | (黒)¥4,999 (白、青、赤)¥5,499 | (黒)¥9,990 |
再生時間 |
| 最大7時間(本体のみ) 最大40時間(充電ケース使用時) | 最大7時間(本体のみ) 最大28時間(充電ケース使用時) | 最大5時間(本体のみ) 最大20時間(充電ケース使用時) |
|
重量(イヤホンのみ) | 10g | 10g | 10g | 11g | 12g |
重量(イヤホン+充電ケース) | 61g | 63g | 53g | 54g | 67g |
防水規格 | IPX4 | IPX7 | IPX5 | IPX7 | IPX5 |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C | Micro-USB | USB Type-C |
通信方式 | Bluetooth5 | Bluetooth5 | Bluetooth5 | Bluetooth5 | Bluetooth5 |
Bluetoothプロファイル | A2DP/AVRCP/HFP/HSP | A2DP/AVRCP/HFP | A2DP/AVRCP/HFP | AVRCP/A2DP/HFP/HSP | AVRCP/A2DP/HFP/HSP |
対応コーデック | SBC/AAC | SBC/AAC/aptX | AAC/SBC/aptX | AAC/SBC | SBC/AAC |
ドライバー | 11mmPureNote™ドライバー | 6mmグラフェン採用ドライバー | 6mmダイヤモンドコーティング ドライバー | 6mmグラフェン採用ドライバー | 11mm |
操作方法 | タッチパッド | ボタン | タッチパッド | ボタン | タッチパッド |
製品型番 | A3951011(ブラック) A3951921(ホワイト) | A3919011(ブラック) A3919023(ホワイト) | A3910011(ブラック) A3910021(ホワイト) | A3911911(ブラック) A3911021(ホワイト) A3911036(ブルー) A3911091(レッド) | A395011(ブラック) |
防水規格について
防水規格には基準があります。IPX3、IPX4は「生活防水」、IPX5以上は「完全防水」と分類されます。
防水規格と等級
- IPX4:水の飛まつに対して保護されている。
- IPX5:噴流に対して保護されている。
- IPX6:暴噴流に対して保護されている。
- IPX7:定められた条件で水に浸しても影響がないように保護されている。
5種類とも防水規格に対応しているため、あまり気にしなくても良いと思います。
通勤・通学などの用途であれば、IPX4以上の防水規格で安心して使用できます。ランニングや筋トレなど、運動で汗をかく場合にはIPX5以上の防水規格があると安心して使用できます。私の場合、IPX4の「Liberty Air 2 Pro」を使用して筋トレなどで使用しましたが、問題なく使用できました。
対応コーデックについて
対応コーデックはスマホなどの機種によって、向いているものが違います。5種類ともAACに対応しているため、iPhoneの場合は気にしなくて良い点です。
- iPhoneの場合、iTunesストアで購入する時のフォーマットである「AAC」がおすすめです。
- AndroidでaptXに対応したスマホの場合、「apxX」対応のイヤホンをお勧めします。aptX非対応の場合、SBCで接続されます。
SBC<AAC<aptXの順に音質が良くなり、遅延が減少する傾向にあります。
サイズを比較
ケースのサイズを比較
イヤホンを収納する充電ケースのサイズを比較しました。持ち運ぶ際に、大きさの参考になると思います。
商品名 | Liberty Air 2 Pro | Life P2 | Liberty Air 2 | Liverty Neo | Life A2 NC |
幅 | 62mm | 79mm | 58mm | 81mm | 75mm |
奥行き | 60mm | 48mm | 26mm | 36mm | 59mm |
厚さ(高さ) | 30mm | 33mm | 50mm | 32mm | 28mm |
体積(㎣) | 11,600㎣ | 125,136㎣ | 75,400㎣ | 93,312㎣ | 123,900㎣ |
体積(㎤) | 111.6㎤ | 125.1㎤ | 75.4㎤ | 93.3㎤ | 123.9㎤ |
サイズを比較すると、Liverty Air2が最もコンパクトだと分かります。
イヤホンのサイズを比較
イヤホン自体のサイズを比較しました。
同じ形状のものは、サイズが同じくらいだと分かります。
5種類使用した結果、おすすめのイヤホン
音質を重視したい人向け
音質が良いイヤホンをランキングでまとめました。
持ち運びのコンパクトさを重視
充電ケースのサイズをランキングでまとめました。
「何を重視するか?」によって「おすすめのイヤホン」は違います。それぞれの基準で比較表を活用してみてください。