この記事は、SoundPeatsの最新ワイヤレスイヤホン「Air4 Pro」のレビュー記事です。私自身、運動(ウォーキング)や電車移動時にワイヤレスイヤホンを使用することが多く、他の機種と比較しながら解説・紹介する内容です。
世の中には、「Pro」と名付けられた製品は性能も金額も高い傾向にあります。しかし、この商品は1万円未満というお財布にやさしい価格設定です。
Air4 Proの特徴
- 13mmのダイナミックドライバーを採用
- イヤホンの再生時間は6.5時間
- カナル型のイヤーピース
- 専用アプリに対応
- タッチ操作に対応
- USB Type-Cで充電
- 防水規格:IPX4
上記の通り、ハイスペックなワイヤレスイヤホンであることが分かります。今回は、SOUNDPEATS様に商品を提供して頂きました。実際に使用して感じたメリット・デメリットをまとめました。
Contents
Air4 Proを開封
Air4 Proの外箱です。11cm×11cmの小さな箱に梱包されています。
側面には、簡単なスペックが記載されています。
側面に記載されている内容
- 13mmのドライバー
- 26時間再生
- ハイブリッド・アクティブ・ノイズキャンセリング
箱を開けた様子です。すぐに本体(イヤホン・充電ケース)を取り出せる状態です。
内容物一覧
中身を全て取り出した様子です。
内容物一覧
- イヤホン(Air4 Pro)
- イヤーチップ(4つ(左右2つずつ・同サイズ))
- 充電ケース
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書
取扱説明書は日本語対応です。
イヤホンについて
イヤホンは、タッチパッドで操作します。
操作方法は、デフォルトで以下のように設定されています。現状は、アプリでの設定はできません。
左側
- 1回タップ:音量を下げる
- 2回タップ:再生・一時停止
- 3回タップ:ゲームモードのオン・オフ
- 1.5秒長押し:ゲームモードのオン・オフ
- 2秒長押し:イコライザーの変更
右側
- 1回タップ:音量を上げる
- 2回タップ:再生・一時停止
- 3回タップ:音声アシスタント(Siri/Google)の起動
- 1.5秒長押し:曲送り
- 2秒長押し:イコライザーの変更
イヤホンを身に着けると自動でペアリングし、耳から離すと自動で音楽が一時停止します。赤丸の部分(塞がっているかどうか)で判別しているようです。
重量は片側で4gでした。
両側では9gでした。誤差だと思いますが、4.5g弱の重さだと考えられます。両側で10g程度なので、一般的なワイヤレスイヤホンの重量です。
イヤーチップの取り付け箇所の形状は、楕円になっています。耳の形状にフィットしやすい形状に工夫されているようです。
充電ケースについて
Air4 Proの充電ケースにはロゴが入っています。とても軽く、マットな加工が施されています。また、表面がラメのように光が反射するため、安っぽさはありません。フタはマグネットでカチっと固定されます。
充電ケースの重量は、32gです。40gを超える商品が多く、とても軽いケースだと分かります。実際に手に取ると、体感できる程の差があります。
USB-Cケーブルについて
充電ケーブルはType-Cです。長さは約20cmです。スマホのケーブルと兼用で使う場合、出番はないかもしれません。モバイルバッテリー用や車のAndroid Auto用に向いているかと思います(Android Autoは短いケーブルでないと安定して接続できないので)。
スペックについて
Air4 Proのスペックをまとめました。
発売日 | 2023/10/25 |
通常価格 | ¥8,480 |
形式 | カナル型 |
再生時間 | 6.5時間(本体のみ) 26時間(充電ケース使用時) |
ドライバー方式 | 13mmダイナミックドライバー |
防水性能 | IPX4 |
重量 | 単体:3g 本体(イヤホン、ケース):36g |
充電時間 | 単体:1.5時間 本体:2.0時間 |
充電コネクタ | USB Type-C |
ドライバー | 13mmダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz—20KHz |
対応コーデック | aptX Lossless、aptx adaptive、aptx、AAC、SBC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.3 |
Adaptive ANC | 対応 |
aptx Voice | 対応 |
装着検出機能 | 対応 |
風ノイズ低減 | 対応 |
ゲームモード | 対応(88ms 低遅延) |
防水性能 | IPX4 |
専用アプリについて
SOUNDPEATS
勇 杨無料posted withアプリーチ
専用アプリは、App StoreやGooglePlayでダウンロードします。
アカウント作成し、ファームウェアのアップデートを行います。
アップデートが終わると、イヤホンが再度スマホ等に接続されます(Powering、connectと通知される)。
アプリのカスタマイズ画面です。イコライザーやノイズキャンセリング、ゲームモードの設定が変更できます。
イコライザーは、豊富なプリセットが設けられております。
詳細なカスタマイズも可能です。
個人的には、操作をカスタマイズできる機能があると便利だと思いました。今後のアップデートで追加してもらえると嬉しいです。
実際に使用した感想
着け心地について
カナル型のイヤホンのため、ワイヤレスイヤホンに慣れている人であれば他のイヤホンと同様に感じられると思います。「ワイヤレスイヤホンを使ったことがある」という人であれば、自然な使い心地に感じられると思います。
音楽を視聴した場合
はじめに、何も設定せずに視聴しました。音質はクリアに聞こえます。音質に過剰な重厚感が無く、元の楽曲どおりに音楽を楽しめると感じました。
イコライザーを変更・編集できるため、普段聞くジャンルが定まっている人は、ジャンルにあったプリセットを使用すると良いと思います。ランダムに幅広いジャンルを聴く場合は、設定しなくても良いかもしれません。また、人によって好みの音があると思うので、プリセットを試してみるのもおすすめです。
運動時に使用した場合
ウォーキングが日課のため、毎晩30分ほど歩くときに使用しています。カナル型のイヤホンのため、ズレにくい印象です。線路沿いを歩くとき、電車の音を低減しているため、ノイズを低減していることが分かります。ノイズが0にはなりませんが、音楽の邪魔にはならないと感じました。
メリット・デメリットはありますが、1万円未満で専用アプリが使えるワイヤレスイヤホンです。性能・使用感は、他社の「pro」と呼ばれる1万円以上の商品と同じくらいの印象です。「1万円未満で高性能なワイヤレスイヤホンを探している」という人におすすめです。興味があれば、チェックしてみてください。
SoundPeats様から、Amazon限定のクーポンコードを発行して頂きました。定価\8,480のところ、28%割引の\6,106で購入できます(~2023/10/31まで)。是非、コピペしてお得にお試しください。(購入時の画面で入力できます。)