【レビュー】HD 599 SE~音楽と映像を良質な音で楽しめるヘッドホン~【ゼンハイザー】

この記事は、ゼンハイザーのヘッドホン「HD 599 SE」のレビュー記事です。2019年に発売された商品ですが、現在(2022年)でも人気な商品です。

HD 599 SEの特徴

  • 開放型
  • 重量は255g
  • 基本的には、Amazon.co.jp限定の販売
  • ヘッドホン自体は横長で、調整できる範囲が広い

【Amazon.co.jp限定】について

  • 基本的には、出荷元販売元が「Amazon.co.jp」と記載されている
    • 不良品などが発送された場合、Amazon.co.jpに対応してもらえる
    • Amazon以外の出品者だと、直接連絡を取る必要がある
  • Amazonセールの対象になることが多い
  • カラーバリエーションが少なく、シンプルな商品が多い

安心して注文でき、万が一の時にも商品の返品や交換がスムーズに行えます。

当ブログでは、ゲーミングヘッドセットのレビューをしています。HD 599 SEは音楽や映像の視聴に適したヘッドホンです。ゲーム向けのヘッドホンではありません

HD 599 SEを開封

HD 599 SEの外箱です。段ボールのような素材です。私はAmazonで購入しましたが、直接「送り状」が貼り付けられていました。側面・背面には何も記載されていません。

箱を開けた様子です。ヘッドホンと変換プラグが見える状態です。

内容物一覧

中身を取り出した様子です。

製品名HD 599 SE
Amazon価格¥26,400
ヘッドホン255g
ケーブル3.0m(6.3mmステレオ標準プラグ)
1.2m(3.5mm ステレオミニプラグ)
変換アダプター55mm(6.3mm→3.5mm)
セーフティーガイド日本語対応

ヘッドホンについて

ヘッドホンの重量は255gです。重量は軽く、長時間使用しても疲れにくいです。

イヤーカップは上下に回転します。左右それぞれ約1.2cm(合計2.4cm)調整できます。

サイズ調整のスライダーはプラスチック製です。

スライダーの調整は約6.0cmです。左右で合計12cmまで広げられます。

ゲーミングヘッドセット(EPOS H3)と比較すると、スライダーが長いことが分かります。

サイズを最大にして、正面から見比べた様子です。HD 599 SEは横幅が「やや大きい」ことが分かります。

イヤーパッドの厚さは2.0cmです。

イヤーパッドはベロアの生地が採用されています。イヤーパッドはツメで固定されており、着脱可能です。別売の「HD 599SE用」イヤーパッドと交換できます。

 

 

ヘッドパッドのクッションは約1cmです。ヘッドホン自体が軽く、ヘッドパッドに負荷がかかりません。1cmでも、「当たっている感覚」はありません。

ケーブルについて

ケーブルは2本付属しています。購入時には、6.3mmステレオ標準プラグ(3.0m)が取り付けられています。変換プラグを使用すると、3.5mmステレオミニプラグに変換できます。比較すると、6.3mmプラグのサイズが大きいことが分かります。

変換プラグを取り付けた様子です。

交換用の3.5mmステレオミニプラグ(1.2m)です。幅広いデバイスに接続できます。

椅子に座った状態で使う場合、1.2mのステレオミニプラグがおすすめです。レコーディングのような「立った状態」や接続するデバイスと距離がある場合、3.5mのステレオ標準プラグを変換して使うことができます。

スペック・素材について

スペックについて

発売日2019/06/26
接続方法有線接続
ヘッドフォン
密閉型/開放型開放型
周波数応答12-38,500Hz
インピーダンス50Ω
前高調波歪(THD + N)<0.1%(1kHz, 100dBSPL)
感度106dBSPL(1kHz/1Vrms)

素材について

イヤーパッドベロア
ヘッドパッドPUレザー
スライダープラスチック
イヤーカップ

素材の位置をまとめました。

実際に使用した感想

音質について

HD 599 SEは「クリアな音」だと感じました。高音~低音まで綺麗に表現され、低音が少し強化されていると感じました。「低音の強化」は中音・高音に比べて1~2割程度の印象で、視聴する音楽や映像によってはフラットに感じました。

「クリアな音質」のヘッドホンは他にもありますが、「低音がクリア」な点が良いと感じました。高音に比べ、響きやすい低音をクリアに表現できています。クリアでも薄っぺらい音にならず、力強さは残されています。元の音を正しく表現できるヘッドホンだと感じました。

着け心地について

重量が軽く、首や肩への負担が少ないです。私の場合、作業中に音楽を聴くために使用しています。側圧によって押し付けられる感覚も少なく、長時間の使用でも快適だと感じました。

実際にAmazonPrimeでアニメ(進撃の巨人)を視聴しましたが、まとめて10話を視聴しても快適でした。

PS5でゲームをプレイした場合-APEX Legendsをプレイ-

「ゲームでも使えるのか?」と思い、確認してみました。アンプ(Astro MixAmp)に接続しましたが、FPSには向いていないと感じました。定位感がなく、足音が聞こえないためゲームには使えないと感じました。「ゲームで使用したい!」という場合には注意してください。

音質が良く、ワンランク上の音楽・映像を楽しめるヘッドホンです。興味があれば、チェックしてみてください。