この記事はJBLのゲーミングイヤホン「QUANTUM50」のレビュー記事です。「Quantum50」は2020年11月13日に発売されました。
QUANTUM50の特徴
- マイクのミュート切替が可能
- 音量調整が可能
- カナル型のイヤホン
実際に使用してみて、マイクのミュート切替や音量調整の機能が便利だと感じました。ゲーミングイヤホンには「ミュート切替」ができる商品が少ないです。また、スマホやPCで音楽を聴くときに手元で音量調整ができるため、スマホなどを操作する必要がない点も良いと感じました。
Contents
QUANTUM50を開封
QUANTUM50の外箱です。以前購入した「QUANTUM400」のようにカラフルなデザインです。

背面にはQUANTUM50の特徴が記載されています。右側がクリアのため、商品が見えるようになっています。

側面にはリモコンの説明が記載されています。

反対側には「DARE TO LISTEN!」と記載されています。直訳すると、「あえて聞いてください!」という意味です。

中身は透明の型に梱包されています。

内容物一覧
箱から中身を取り出した様子です。

内容物一覧
- イヤホン(QUANTUM50)
- イヤーチップ(S/L)
- 取扱説明書・保証書
開封時に取り付けられているイヤーチップはMサイズです。
取扱説明書・保証書は日本語に対応しています。

イヤホンについて
イヤホンの重量は21gです。コントローラーが付いているため、イヤホンとしては少し重めです。しかし、使用していて重さは気になりませんでした。

先端は3.5mmの4極プラグです。

イヤホンはカナル型です。

耳に触れる部分はシリコン素材、外側はプラスチック素材です。

左側のイヤホンケーブルにはマイクがあります。口元にマイクがあるため、スマホでの通話やゲームのボイスチャットで声が入りやすいです。


ケーブルの中間にはコントローラーがあります。


コントローラーの機能
- マイクのミュート切替
- 音量の調整
- マルチファンクションボタン
「マルチファンクションボタン」はスマホに接続した時に使用するボタンです。
音楽再生
- 1回押す→再生・一時停止
- 2回押す→次曲
- 3回押す→前曲
通話
- 1回押す→応答/通話の終了
- 2回押す→通話中のキャッチの切替
- 3回押す→着信を拒否(通話できない時に使用)
スペックについて
QUANTUM50のスペックを表にまとめました。
発売日 | 2020/11/13 |
接続方法 | 有線接続 |
ヘッドフォン | |
ドライバー | 8.6mmダイナミックドライバー |
周波数特性 | 20Hz-20kHz |
マイク周波数特性 | 100Hz-10kHz |
最大入力電力 | 5mW |
インピーダンス | 16Ω |
感度 | 97dB SPL @1kHz/Pa |
重量 | 約21.5g |
実際に使用した感想
音楽を聞いた場合
イヤホンに特にこだわりが無ければ、音楽や動画の視聴でも使用できるイヤホンです。ゲーミングヘッドセットは低音が強く聞こえ、曲の雰囲気を変えてしまうことがあります。QUANTUM50は中音>低音>高音の順に強く聞こえました。楽曲の雰囲気を変えずに視聴できるイヤホンです。
しかし、聴くアーティストによっては向いていない場合があります。高音で音量が大きいサビで音が割れることがあります。例えば、「LISA」や「酸欠少女 さユり」のようにサビで喉を絞るように歌うアーティストの場合、曲によって音が割れることがありました。
着け心地について
イヤホンのため、長時間使用しても首や肩が疲れることはありませんでした。ヘッドセットのように髪がつぶれる心配もなく、側圧で耳の周りが痛くならないことはイヤホンのメリットです。
ケーブルは顔回りがビニール被覆、コントローラーからプラグまでが布巻きです。「見た目」を重視すると全て布巻ケーブルだと統一感があって良かったと感じました。しかし、「機能面」を考慮するとメリットがあります。ケーブルは顔に触れることが多く、汗などが付いてもビニールだから「拭き取りやすい」という点が良いと感じました。汚れやすい顔回りのケーブルを清潔に保てることはメリットだと思います。
ゲームをプレイした感想-PS5でCall of Duty Cold Warをプレイ-
PS5でAstroのMixAmpに接続して使用しました。
アンプに接続しているため、低音が聞き取りやすいです。特に近くの足音が聞き取りやすく、銃声や足音の方向が判断しやすいです。ヘッドセットと比較すると耳が覆われていないため、定位間は劣る点です。FPSに慣れていて、マップを見る習慣があれば問題なく使用できるイヤホンだと感じました。
イヤホン自体の重量は21gです。とても軽く、長時間ゲームをプレイしても疲れにくいと感じました。5~6時間着けた状態でも首や肩が疲れにくいです。カナル型のため、人によっては合わない場合もあると感じました。
イヤホンのため、定位間や音質などヘッドセットに劣る点はあります。しかし、約3,000円という価格、ミュート切替や音量調整の機能は良い点だと思います。興味があれば、チェックしてみてください。