ANKERのオーディオブランド「Soundcore」のワイヤレスイヤ ホン「Life P2」のレビューしていきます。スマートフォンなどのモバイルバッテリーで有名な「ANKER」ですが、バッテリー以外にもオーディオやスマートホームなどの製品を取り扱っています。「Soundcore」はAnkerのオーディオ製品を表します。
iPhoneなどのスマートフォンからイヤホン端子が無くなり、ワイヤレスイヤホンの需要が増えています。「通勤・通学などでワイヤレスイヤホンを使いたい!」「スポーツジムなどで音楽を聴きたい!」という人におすすめの内容です。
Soundcore Life P2の特徴
- 再生時間:最大7時間(イヤホン本体のみ)/最大40時間(ケース使用時)
- 充電ケースを含めて約60g
- 片耳でも使用可能
- USB Type-Cで充電
- 防水に対応(IPX7)
Contents
Soundcore Life P2を開封
Soundcore Life P2の外箱です。

背面には説明が英語で記載されています。

箱から取り出すと、下の画像のように梱包されています。


内容物一覧
箱から内容物を取り出した様子です。

内容物一覧
- イヤホン(Life P2)
- イヤーチップ(XS/M/L/XL)
- 充電ケース
- 充電ケーブル
- 取扱説明書
取扱説明書は日本語に対応しています。また、開封時に取り付けられているイヤーチップはSサイズです。
イヤホンについて
イヤホン自体はマットなプラスチック素材です。

ドライバーの上部には穴が空いています。通話時のマイクのノイズを排除する効果があります(音楽を聴くときに周囲の雑音を除去する機能ではない)。cVc8.0ノイズキャンセリングによって、通話相手がイヤホン(Life P2)を使用している人の音声を大きくクリアに聞くことができます。

イヤホンの下部にはマイクの穴が空いています。通話で使用するマイクは下部の穴から音を拾います。

イヤホン自体の重量は左右の合計で10gです。着けていても、重さを感じません。

充電ケースについて
ケースの色はブラックです。素材はプラスチックで、表面はマット加工が施されています。

底面は下の画像のようになっています。

イヤホンを収納した様子です。

イヤホンが充電されている時は、ランプが白く点灯します。

イヤホンを取り外した様子です。イヤホンを収納する部分はツヤのあるプラスチック素材です。

ケースのフタの内側はラバー素材です。イヤホンが当たっても傷つきにくいようになっています。フタを閉じると、マグネットで固定されます。

ケースの充電端子はUSB Type-Cです。

イヤホン、ケースの重量は合計63gです。軽いため、持ち運ぶ時に負担になりませ

USBケーブルについて
ケースを充電するためのケーブルです。

端子はType-AとType-CのUSBケーブルです。

ケーブルを束ねるバンドが付属しています。

イヤホン、ケース、ケーブルの合計の重量は78gです。

スペックについて
Soundcore Life P2のスペックを表にまとめました。
発売日 | 2019/11/06 |
再生時間 | 最大7時間(本体のみ) 最大40時間(ケース使用時) |
重量 | 約62g(充電ケース含む) |
防水規格 | IPX7 |
充電端子 | USB Type-C |
通信方式 | Bluetooth5 |
Bluetoothプロファイル | A2DP/AVRCP/HFP |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX |
ドライバー | 6mmグラフェン採用ドライバー |
製品型番 | A3919011(ブラック) A3919023(ホワイト) |
防水規格はIPX7です。防水規格としては「水に浸しても影響がないように保護」されているという等級です。一時的に水没しても浸水しないような性能です。「水中で音楽を聴きたい!」という人は少ないと思いますが、「もしも」水没してしまっても浸水しないため、安心できる要素の1つです。
対応機種一覧
- Galaxyシリーズ
- Computer
- iPadシリーズ
- Android
- MP3
- Bluetooth対応機種
- Xperiaシリーズ
- SmartPhone
- iPhoneシリーズ
- MacBookシリーズ
Soundcore Liberty Air 2との違い
Soundcoreでは同じような形状の完全ワイヤレスイヤホン(Liberty Air 2)が販売されています。
違いを表にまとめました。
商品名 | Soundcore Life P2 | Soundcore Liberty Air 2 | |
色 | 黒 | 黒・白 | |
価格 | ¥4,999(黒) ¥5,490(白) | ¥7,999(黒) ¥9,999(白) | |
発売日 | 2019/11/06 | 2019/11/27 | |
再生時間 | イヤホン本体のみ | 最大7時間 | |
充電ケース使用時 | 最大40時間 | 最大28時間 | |
10分間の充電 | 約1時間の音楽再生 | 約2時間の連続再生 | |
重量(ケース含む) | 約62g | 約53g | |
防水規格 | IPX7 | IPX5 | |
充電端子 | USB Type-C | ||
通信方式 | Bluetooth 5 | ||
ワイヤレス充電 | 非対応 | 対応 | |
アプリの有無 | なし | あり | |
操作方法 | ボタン操作 | タッチ操作 | |
マイク | cVc8.0ノイズキャンセリング |
2製品で約3,000~5,000円の差があります。ワイヤレス充電・専用アプリの2点から価格の差があると考えられます。「予算を抑えたいのかどうか?」「これらの機能が必要かどうか?」、「操作方法はボタン操作・タッチ操作のどちらがよいか?」という点から人によって向き・不向きが分かれます。
実際に使用した感想
ジムで使用した感想
私は24時間営業のトレーニングジムに通っており、トレーニング中に使用しています。ランニングやフィットネスバイク、ケーブルやベンチプレスなど幅広く機材を使用しています。
Soundcore Life P2 はカナル型のイヤホンです。耳にフィットするのでイヤホンを落としにくいです。ワイヤレスイヤホンの中でも価格が低いため、気軽に使えます。万が一、落として踏んでしまっても、高級な物に比べて精神的なダメージが少ないです。
密閉性が高く、音漏れしにくいです。しかし、会話をするときには音楽を停止、またはイヤホンを外さないと声を聞き取りにくいです。
ワイヤレスのため快適に運動できます。ダンベルやトレーニングマシンを使う時にケーブルに腕や手が引っ掛かることがないため、有線のイヤホンよりも安全に使用できると感じました。
ケースはマグネットで固定されます。カタカタとフタが動いたり、フタが開くといった不具合はありませんでした。5,000円なのにしっかりとした造りのケースだと感じました。
音質について
音質は普通です。専用アプリがないため、イコライザーの調整などは不可能です。無線接続ですが、音楽を聴く際にノイズは気になりませんでした。
用途が音楽再生や通話のため、遅延はあまり気にしなくても良いと思います。コーデック「aptX」のため低遅延です。CoDモバイルのような、スマホのゲームでも使えるレベルだと思います。低音が強く聞こえるため、やや迫力がある印象です。
「なるべく安く、信頼できるメーカーのワイヤレスイヤホンを使いたい!」という人におすすめです。興味があれば、チェックしてみてください。
トラベルケースが付属したモデルも販売されています。