YADEAから販売されているスマートウォッチ「G21」のレビュー記事です。画面が見やすいスマートウォッチです。低価格なスマートウォッチですが、良い点・悪い点があると感じました。この記事では、実際に使用して感じたメリット・デメリットをまとめました。
G21の特徴
- 画面サイズが大きい
- バンドが2種類付属
- 防塵・防水性能:IP68
- 文字がきれい(IPSフルタッチスクリーン)
Contents
G21を開封
G21の外箱です。

背面には製品の仕様が記載されています。

中身はプラスチックの型に梱包されています。

内容物一覧
中身を取り出した様子です。

内容物を表にまとめました。
スマートウォッチ本体(G21) | 47.6g |
予備のバンド | 1本 |
充電ケーブル | 65cm |
取り扱い説明書 | 日本語対応 |
取り扱い説明書は日本語で記載されています。説明書には操作方法、機能の説明、注意事項が記載されています。

スマートウォッチ本体ついて
画面の右側には2つのボタンがあります。画面自体はタッチパネル(タッチスクリーン)です。タッチパネルと2つのボタンで操作します。タッチスクリーンは直径43.5mmです。スマートウォッチの中では大きめの画面だと感じました。
ボタンは2つ!
- 右上のボタン:ブート/画面戻る
- 右下のボタン:運動モード

画面の左側にはボタンがありません。

裏面には緑光センサーと充電接続ポイントがあります。

付属のバンドについて
G21には予備のバンドが付属します。バンドは簡単に外すことができます。下の画像で赤丸の部分をスライドすることでバンドが外れます。

バンドを取り外した様子です。取り付ける時は、赤丸の部分を引っ掛けてから元に戻します。

予備のバンドは上下に分かれています。金具の大きさ・形状が違います。また、金具に引っ掛けて残ったバンドの固定方法が違います。バンドの内側に余ったバンドを収納するか、バンドの外側に余ったバンドを収納するかの違いです。

下側のバンドは長さと穴の数が違います。

充電ケーブルについて
充電ケーブルは65cmです。端子はUSBのType-Aとスマートウォッチに合わせたマグネット付きの端子です。

スマートウォッチの背面にマグネットで固定して充電します。以前レビューした「NY07」の充電ケーブルと同じ形状の端子です。NY-07のケーブルを使用しても充電できました。

スペックについて
スペックを表にまとめました。
Amazon取り扱い開始日 | 2020/09/21 |
Amazon価格 | ¥4,970 |
型番 | G21 |
サイズ(L*H*W) | 260mm*43.5mm*11.3mm |
本体重量 | 47.6g |
内蔵バッテリー容量 | 220mAh |
スタンバイ時間 | 20日間 |
連続使用 | 7日間 |
充電時間 | 3時間 |
充電電圧 | 5V |
通信方式 | Blutooth5.0 |
対応OS | iOS9.0+、Android4.4+ |
スクリーン | IPSフルタッチスクリーン |
性能 | |
防塵・防水 | IP68 |
スポーツモード | |
23種類のモード | 屋外でのランニング |
自転車 | |
縄跳び | |
バドミントン | |
卓球 | |
テニス | |
登山 | |
徒歩 | |
バスケ | |
サッカー | |
野球 | |
バレーボール | |
クリケット | |
ラグビー | |
ホッケー | |
踊る | |
动感自転车 | |
ヨガ | |
腹筋運動 | |
ランニングマシン | |
体操 | |
船を漕ぐ | |
開閉跳び | |
素材 | |
ベルトの素材 | シリコン |
防塵・防水性能はどちらも最高のIP68です。粉塵から完全に保護され、水面下でも使用できる性能です。
アプリ「Gloryfit」について
スマートウォッチのデータや設定を管理するためにアプリ「Gloryfit」を使用します。
スマートフォンとG21を接続
箱の背面や取扱説明書のQRコードを読み込みます。

App StoreやGoogle Playなどからインストールします。

アプリの設定
アプリを起動すると、ユーザーの登録(簡単な設定)が始まります。不要であれば、スキップできます。

身長の設定。

体重の設定。

年齢の設定。

目標歩数の設定。以上で設定が完了です。

G21をアプリと接続
画面右上のスマートウォッチのアイコンをタップします。

スマートウォッチを選択をタップします。

接続できると、画面のアイコンからバツ(斜線)が消えた状態に変わります。

以上でアプリとスマートウォッチが接続された状態です。
Gloryfitで設定できること
アプリでは、スマートウォッチのデータを管理します。設定は「デバイス」タブで行います。


「文字盤変更」では、文字盤の種類が変更できます。51種類から選択できます。文字盤の種類が多いことは「G21」を選択するメリットだと思います。タッチパネルが大きめのため、どの文字盤を使用しても時間や日付、歩数などのデータが見やすいです。



「他のアプリ通知」では、Gmail、Lineなど「アプリごとの通知をスマートフォンに表示するか?」を設定します。


実際に使用した感想
気になる点
反応について
G21には「腕上げ点灯」という手首を持ち上げることで画面が点灯する機能があります。他のスマートウォッチにも同様の機能がありますが、「G21」は少し反応しにくいと感じました。ゆっくりと腕を持ち上げた時に点灯しないことが多いです。「ある程度の速さで腕を上げないと点灯しない」という点が慣れるまでは不快に感じました。
スポーツモードについて
スポーツモードは23種類あります。私の場合、トレーニングジムで筋トレやランニングなどをする時に使用します。ざっくりと「筋トレ」「トレーニング」というメニューが無いため、「メニューを選ぶことが面倒くさい」と感じました。
私の場合、「トレーニングを何分間くらいやっているか?」「どのくらい休憩しているか?」が分かればよいので、「腹筋運動」「ウォーキング」などで「ざっくりと何分間くらい運動している」ということを把握しています。
メーカーについて
「YADEA」はインターネットで検索すると、「中国の電動バイクのメーカー」であることが分かります。しかし、スマートウォッチ「G21」には「YADEA」のロゴや記載がないため、「電動バイクのYADEAと同じかどうかは不明」です。
着け心地について
スマートウォッチの中では大きめの液晶ですが、着けていて邪魔になることはありませんでした。バンドがシリコン素材のため、やわらかいです。心拍数を測るために強めに締めていますが、圧迫感はありません。重さは47.6gのため、重さによる疲れはありませんでした。
ディスプレイがきれい!
「G21」には「IPSフルタッチスクリーン」が採用されています。Xiaomiの「Smart Band 5」との比較画像です。スクリーンが丸く、1行に表示できる文字数が多いです。

文字サイズがやや大きく、余白が広いため「文字が見やすい」と感じました。「メールやLine、着信などの通知を見るために使いたい!」という人におすすめです。興味があれば、チェックしてみてください。